コラム:お墓の換気口
こちら、何の写真かわかりますでしょうか?
ステンレス状で大きな傘がありますね。
こちらはお墓の密封された空間で、ついつい湿気がちである納骨室に
外から空気を送りこむ、【お墓の換気口】になります。
本来お骨を納める【納骨室】は、お骨の盗難などを防止、外から雨水が入ってこないように、納骨室の入口に拝石(はいせき)を蓋として設置し、メジで接着し、完全密封にするのですが、これによって大切なご先祖のお骨を守る事ができると同時に、完全密封であるが故の障害がでてきてしまいます。
それが、密封状態であるがゆえの【湿気】です。
密封状態ですと湿気が溜まりやすく、蜘蛛、ムカデ等々の害虫が湧きやすい環境となってしまい、雨風からはお骨が守れても、肝心の納骨室の中があまり清潔とは言えない状態になってしまいます。
そこで今回ご紹介させていただく、【お墓の換気口】を拝石に穴をあけて設置することで、
雨風を防ぎつつ、納骨室内へ空気の循環をつくる事ができるようになります。
工事自体も大がかりなものではなく、短期間で可能ですので、
『ご先祖様のお骨、お部屋ともいえる納骨室を綺麗に保ってあげたい。。。』
とお考えのお方はお気軽にお問合せいただければと思います。