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    禅居院

臨済宗建長寺派 建長寺の塔頭墓所。

 

禅居院

建長寺の道路を挟んで向側に位置する建長寺の塔頭(たっちゅう)寺院。  

鎌倉時代後期の元徳元年(1329)に、建長寺22世大鑑(だいかん)禅師(ぜんじ)を開山とし、信濃(長野県)飯田の守護、小笠原貞宗が開基となり創建されました。

鎌倉幕府の崩壊から明治時代にかけていく度かの戦火や火災にあい焼失・再建を繰り返してきました。

現在の禅居院は、大正年間に再建され関東大震災を経て現在に至っています。

ご本尊の、聖観世音菩薩像は、鎌倉時代独特の遊戯(ゆげ)座像(ざぞう)(くつろいだ姿の座像)で神奈川県の文化財に指定されています。

鎮守摩利支尊天は、大鑑禅師が、中国を出る際に、皇帝より託されたものと伝えられ、自在の通力を有すとされるところから古来より武士の間に信仰されてきました。

現代では気力、体力、財力を与え、厄を除き、福を招き、運を開く霊験が顕著なる守護神と言われています。

毎年4月の第一日曜日には、鎮守摩利支尊天大祭が、7月7日には檀信徒のご先祖を供養する施餓鬼会が行われます。

鎌倉の静かな山間の中、建長寺の塔頭として建長寺正面に位置する禅居院墓地です。

境内は庭の手入れが隅々までいきわたっており、美しく心癒される落ち着いた墓所です。

 

 

 

 

【禅居院の特徴】

・過去の宗派は不問。

 墓所のご利用に際し、禅居院の檀家となっていただきます。

・檀家になられたあとのご法事・ご供養は禅居院が手厚くご供養致します。

・ご遺骨の無い方でもお求めになれます。

・ご家族同様のペットのための供養墓もあります。

・一般の拝観は、お断りしているお寺です。

・平成27年秋から冬には参道のスロープ化工事を行い車椅子でも介助があればお参りできる

ようになります。

※・お寺様をご見学の際は、必ず事前に当社(0467-22-3490)までご連絡下さいませ。

 

 

 

開山大鑑禅師

建長寺が開かれた建長5年(1253)から73年後、鎌倉禅に新たな風を吹きいれたのが建長寺22世として時の執権北條高時の招聘により来日した清(せい)拙(せつ)正澄(しょうちょう)・大鑑禅師でした。

禅師は、嘉暦元年(1326)53歳で来日されて、鎌倉建長寺に住し,禅規(禅僧の行事作法基準)を刷新し、元徳元年(1329)禅居庵を創建しました。(戦後に禅居院に名称変更)

その後,浄智寺,円覚寺を経て後醍醐天皇の勅命で京都の建仁寺,南禅寺などに住し,信濃(長野県)守護の小笠原貞宗の招きで信濃伊賀良(飯田市)の開善寺の開山となりました。

暦応2年(1339)66歳で、京都建仁寺塔頭禅居庵で遷化(亡くなる)するまでの13年間は、禅の布教接化の毎日でした。

室町時代には、京都と鎌倉の禅居庵はそれぞれ西禅居・東禅居と呼ばれ五山文学の中枢を担うお寺でありました。

 

 

 

開基 小笠原信濃守貞宗

信濃国の守護 鎌倉時代後期から室町時代前期の武将 当初は鎌倉幕府に仕える 後に足利尊氏に仕える 弓馬術に礼式を加え、礼法の小笠原流礼法の基盤を作った。 後醍醐天皇より「小笠原は武士の定式なり」と言われた。

この小笠原流礼法は、大鑑禅師の禅規を基礎にして成り立っています。

建武2年(1335)飯田市に菩提寺「開善寺」を大鑑禅師を開山として創建しました。

 

 

 

 

 

 

鎮守 摩(ま)利(り)支(し)尊(そん)天(てん)

大鑑禅師が中国から持参した摩利支尊天像は、現在皆さまがお参りされているお像の台座に納められています。

お前立のお像は、三面六臂で正面および右面は菩薩相で三眼、左面を金猪とし、手にはそれぞれ剣、天扇、金剛鈴、金剛杵、弓矢を持っています。

そして三頭の金猪を配した。二重蓮華の台に坐しています。

左面を猪面とする点、台座のイノシシの数が三頭という点は他の摩利支尊天像と図像的な大きな違いであり、ふくよかな女神像の雰囲気を醸し出しています。

制作年代は、元禄5年(1692)前後と考えられています。

摩利支尊天は、イノシシに乗って素早く移動し、しかも姿が小さく実体が見えない。すなわち傷つきにくいことから我が国では戦場の護神として武士や忍者が信仰し、江戸時代以降は、蓄財福徳の神として大黒天や弁才天とともにご利益を求める人々に人気があります。

楠木正成は兜の中に摩利支天の小像を篭めていたと、毛利元就は「摩利支天の旗」を旗印として用いたり、山本勘助や前田利家といった武将も摩利支天を信仰していたと伝えられています。

摩利支尊天に帰依すればあらゆる厄難からその身を護ってくだされ、気力、体力、財力を与え、厄を除き、福を招き、運を開くことができます。

この霊験顕著なる守護神には、開運守護・厄災消除・家内安全・商売繁盛のご加護があります。

○本尊 聖観世音菩薩   神奈川県指定文化財

南北朝時代に作られたお像で台の上に座って右手を身体の後ろについて、左手は下に垂らした左足の膝に置いています。

全体にくつろいだお姿をしていて、端正なお顔立ちと優美な衣文(衣のひだ模様)は、お参りする方の心を和ませてくれます。

このくつろいだお姿のお像を遊戯(ゆげ)座像と呼びます。

遊戯座像は、中国宋から元の時代に多く作られたお像でわが国では、鎌倉文化圏にしかない独特な作風のお姿で、全国で17体程度しか存在しない貴重なお像です。

遊戯座像は、北鎌倉駅前の東慶寺にある水月観音像が公開されており有名です。

 

寺院参考画像

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墓地の概要

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■施設名   禅居院

 

■住所   神奈川県鎌倉市山ノ内1534

 

■アクセス ■お車をご利用の場合

       駐車場完備

       横浜横須賀道路『朝比奈インター』より15分

 

      ■公共機関をご利用の場合

       JR横須賀「北鎌倉」駅より徒歩20分

       江ノ電バス「北鎌倉」駅より5分

     

墓地の使用料

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禅居院墓所 永代使用料一覧

面積                       価格

 

0,36㎡                   800、000円

 

 

0,6㎡                  1、100、000円

 

 

1,35㎡                 2、100、000円

 

 

2,25㎡                 3、330、000円

この他にも数種類の区画が御座います。お気軽にご相談下さいませ。

アクセス

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お問い合わせ、墓地のご案内

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